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二階幹事長、連続最長1096日 通算在職でも3位

 自民党の二階俊博幹事長は3日、幹事長就任から丸3年を迎えた。連続での在職日数が1096日となり、池田勇人首相時の前尾繁三郎氏(1095日)を抜いて歴代最長となった。通算でも、自身の「政治の師匠」にあたる田中角栄氏(1497日)、森喜朗氏(1358日)に続き歴代3位となった。安倍晋三首相(自民党総裁)が9月中旬に実施する見通しの党役員人事で二階氏を続投させるかが注目されている。

 「日々、党の前進のため懸命に働いてきた。在任期間を考えたことは一切ない」。7月30日の記者会見で二階氏は在職日数が歴代最長となることについて、淡々とこう述べた。

 二階氏は自転車事故で負傷した谷垣禎一前幹事長の後任として平成28年8月3日に幹事長に就任。「連続2期6年」とされていた党総裁任期を「連続3期9年」に改める党則改正を主導して、安倍首相の3選への道を開くなど存在感を高めてきた。平成29年の衆院選や7月の参院選では、組織の引き締めや連立政権を組む公明党との選挙協力に注力して勝利に導き、独自の人脈を駆使した議員外交も展開してきた。

 自民党幹事長は党運営の事実上のトップで、選挙での候補者の公認や資金配分に大きな力を持つ。80歳の二階氏は昨年末、体調を崩して健康不安説もささやかれたが、参院選では全国を飛び回り、首相の総裁連続4選支持を早々と明言したことは「続投への意欲の表れ」と見る向きもある。

 一方で幹事長のポストは「党総裁(首相)への登竜門」ともいわれ、虎視眈々と狙う「ポスト安倍」候補もいる。また、旧民主党政権で要職を務めた細野豪志元環境相を無所属のまま二階派に入会させたり、来年の東京都知事選をめぐって自民党東京都連と対立する小池百合子知事を支援する意向を表明したりする二階氏の強引な手法には、党内から反発の声も上がる。

 党役員人事で二階氏が留任した場合、令和2年9月8日に通算でも田中氏を超えて最長記録を更新することも視野に入る。二階氏が幹事長から外れれば、「党内のパワーバランスが大きく崩れる」(党幹部)ともいわれ、首相が党役員人事で二階氏をどう処遇するのかが焦点となっている。(大島悠亮)

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