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参院選2019特集 政治

初当選の打越さく良氏「みなさんの勝利」新潟

当選を確実にし、万歳する打越さく良氏(中央)=21日午後10時ごろ、新潟市中央区(池田証志撮影)
当選を確実にし、万歳する打越さく良氏(中央)=21日午後10時ごろ、新潟市中央区(池田証志撮影)

 「この勝利はみなさんの勝利。すばらしい新潟を再生したい」

 21日、新潟選挙区(改選数1)で、3選を目指した自民現職の塚田一郎氏(55)を破り、当選を確実にした野党統一候補で無所属新人の弁護士、打越さく良氏(51)は、集まった大勢の支持者らを前に感謝の言葉を述べた。

 新潟選挙区は、自民党が早々と「激戦区」に指定。事実上の与野党対決が繰り広げられた。

 山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備に関し、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相に「忖度(そんたく)した」と発言した問題で、マイナスからのスタートになった塚田氏を尻目に、打越氏は公示前から大きくリード。5月に正式に出馬を表明した後も、県内各地の市民団体などをくまなく回り、女性や子供の人権を守ってきた弁護士としての実績を強調。「原発ゼロ」「地域経済の躍進」などを掲げ、「新潟県のために尽くしたい」と訴えた。

 選挙戦では、菊田真紀子氏(衆院新潟4区)、森裕子氏(参院新潟選挙区)、西村智奈美氏(衆院新潟1区)の野党系国会議員3人が「越後の3人娘」と称し、強力にバックアップ。4野党が足並みをそろえて組織を固め、候補者をチームで支える姿を有権者に示し、支持を広げた。

 一方、塚田氏は県内をおわび行脚。公示後は、安倍首相と麻生副総理らがそれぞれ2度来県するなど、党を挙げての支援を受けた。新潟に地縁、血縁のない打越氏に対し、「新潟生まれ、新潟育ち」をアピール。組織を引き締め、打越氏を追い上げたが、与党票の流出と無党派層離れを食い止められず、敗北した。

 終盤には、自民党の石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越=から暴行を受けたとして男性秘書が県警に被害届を提出していた問題も発覚。有権者の自民党離れが進んだとみられる。

 「NHKから国民を守る党」の新人で会社員、小島糾史氏(43)は、主にインターネット上で選挙活動を展開したが、浸透しなかった。

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