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参院選2019特集 政治

「復興前進を」自民・森雅子氏野党統一候補破る 福島

当選が確実となり関係者とともにバンザイする森雅子氏(中央)=21日、福島市の選挙事務所(芹沢伸生撮影)
当選が確実となり関係者とともにバンザイする森雅子氏(中央)=21日、福島市の選挙事務所(芹沢伸生撮影)

 東京電力福島第1原発事故の影響が色濃く残り、今も約4万人以上が避難生活を送る福島選挙区(改選数1)。「復興」が依然として争点となる中、選挙戦を制したのは自民現職の森雅子氏(54)だった。

 午後8時すぎに森氏の3選確実の一報が流れると、福島市の事務所は歓喜に包まれた。森氏は白いスーツ姿で事務所に現れ、支持者らと握手を交わし「ありがとうございます」と満面の笑みであいさつ。「復興の前進、生活の安心、復興のその先の未来を約束し、謙虚に愚直に県民のために働いていきたい」と力を込めた。

 森氏に野党統一候補の無所属新人、水野さち子氏(57)が挑む構図となった選挙戦。森氏は、政権与党として復興を推進してきた実行力を強調しつつ、「復興庁の後継組織を必ずつくる。政権与党だからできる」とアピールした。

 また、元少子化担当相の経験を生かし、女性が仕事や子育てを両立しやすい社会の実現についても強調。選挙カーにも「2児の母として」の言葉を掲げ、さまざまな層へ支持を広げた。当確後のインタビューでも「働く女性がもっと輝けるよう、働き方の改革や企業の意識改革を進めて参りたい」と述べた。

 3年前の前回参院選で現職大臣だった当時の現職が野党統一候補に敗れたため、自民は今回、福島選挙区を重点区に位置づけた。公示日には安倍晋三首相(党総裁)が福島市内で第一声を行ったほか、知名度の高い議員を連日応援に投入し、総力戦で臨んだ。

 原発事故で全村避難となり、一部で避難解除された飯舘村から相馬市に避難している女性(75)は「選挙のときばかりではなく、公約を実行してほしい。強調するほど復興はあまり進んでいない」と話した。

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