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参院選2019特集 政治

自民、東北で苦戦 終盤に1人区テコ入れ 参院選終盤情勢

出邸する安倍晋三首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)
出邸する安倍晋三首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による参院選(21日投開票)の終盤情勢調査では、自民党が選挙区(74議席)で堅調に戦いを進めている。ただし、選挙戦全体の勝敗を左右する32の改選1人区では、6、7両日の前回調査と同様、東北や信越で苦戦から抜け出せずにいる。今後は安倍晋三首相(党総裁)が東北を中心に2度目の応援に入るなど、議席の積み増しを図る。

 自民党は全13の改選複数区で議席を確保する情勢で、2人目を擁立した北海道、千葉、東京、広島で2議席を得る可能性もある。その一方、苦しんでいるのが東日本の1人区だ。

 「大変厳しい戦いだ。相手の背中を『ガッ』とつかめるところまできた」

 首相は16日、新潟県上越市で街頭演説を行い、こう訴えた。公示後2度目となる新潟入りで、同日は県内4カ所で演説する力の入れようだ。新潟は、自民党現職による道路整備に関する「忖度発言」の影響が大きい。前回調査に比べ差は詰まったが、野党の統一候補に先行を許している。

 1人区で自民党は19選挙区、野党5党派の統一候補は7選挙区で先行している。前回調査では野党統一候補が岩手、秋田、新潟、長野、愛媛、沖縄で先行していたが、今回は山形、宮城で差を広げて先行し、秋田は自民党が猛追する激戦となった。前回は野党がやや上回っていた大分は僅差ながら自民党が逆転した。

 自民党は、堅調な西日本に比べ、特に平成28年の参院選で1勝5敗だった東北で苦戦している。こうした情勢を受け、首相や二階俊博幹事長ら党幹部は15日夜、党本部に集まり、終盤に幹部らの応援を集中する重点区を絞り込んだ。

 首相は今後、宮城、山形、滋賀、岩手、青森、秋田など激戦区に再度応援に入ることを検討している。

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