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「一つの区切り」「岩盤動かした」ハンセン病訴訟、首相談話に原告安堵

ハンセン病家族訴訟で判決受け入れの首相談話についての記者会見後、握手して喜ぶ(右から)原告団の林力団長、徳田靖之・弁護団共同代表、竪山勲・家族訴訟顧問=12日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)
ハンセン病家族訴訟で判決受け入れの首相談話についての記者会見後、握手して喜ぶ(右から)原告団の林力団長、徳田靖之・弁護団共同代表、竪山勲・家族訴訟顧問=12日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)
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 ハンセン病の元患者家族が差別による損害賠償を求めた訴訟で、政府が12日、家族への「おわび」を明記した安倍晋三首相の談話を公表した。「一つの区切り」「固い岩盤を動かした」。原告らは喜びをかみしめ、差別と偏見のない社会の実現に向けて願いを新たにした。

 「多くの原告が法廷の中で人生を語り切った。これまでの経験は自分の宝。首相談話が出て、ほっとしている」。12日に国会内で開かれた記者会見で、原告副団長の黄(ファン)光(グァン)男(ナム)さん(63)=兵庫県尼崎市=は安(あん)堵(ど)の表情を浮かべた。

 原田信子さん(75)=岡山市=は7歳の頃、元患者の父親が療養所に連れていかれた当時の思いがよみがえった。消毒剤がまかれ、雪が降ったように真っ白に染まった自宅。母親は職を失い、食べる物にも困る日々が始まった。

 「これまでの苦労を総理に話したい。気持ちを理解してくれたと分かったら、新潟にある両親のお墓に報告に行きたい」

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