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参院選中盤情勢 与党、改憲勢力「3分の2」へ1人区に注力

 参院選の中盤情勢調査によると、立憲民主党は改選9議席から17~29議席への大幅な議席増が予想される一方、主要野党が統一候補を擁立した1人区は前回と同等の勢いにとどまっており、野党共闘の限界を露呈しつつある。

 立民は比例代表で11~14議席の獲得が見込まれる。アイドルグループの元メンバーや元人気格闘家ら著名人の擁立が奏功しているとみられ、同党幹部は「彼らはSNS(会員制交流サイト)を通じて伸びている感覚はある」と満足げに語った。

 一方、立民、国民民主党、共産党などが皇室観や安全保障政策などの違いを度外視して踏み込んだ野党共闘の勢いには陰りが見られる。32の1人区のうち、自民党候補よりも優勢なのは10選挙区で、最低目標とする前回の「11勝」を上回るほどの力強さは発揮できていない。

 野党共闘の限界は複数区でも表面化している。京都選挙区(改選数2)は、国民が候補予定者を降ろし、立民の公認候補を後押しする態勢を整えたが、自民と共産の候補に先行を許している。野党は広島選挙区(同2)で国民系の無所属統一候補を立てたが、当選圏内には入っていない。

 前回参院選の後に旧民進党が立民と国民に分裂し、両党間に感情的な対立が生じた。加えて支援団体の連合も一枚岩ではなくなり、組織力が弱まっていることが影響しているとみられる。

 情勢調査によると、国民は比例が2~3議席にとどまり、改選8議席から4~7議席への後退が予想されている。同党幹部は「退潮ムードだ。かなり厳しい。立民に比例票が流れているのは野党第一党と野党第二党の差だ」と、立民の「独り勝ち」を嘆いた。(内藤慎二)

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