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【G20議長・安倍首相会見詳報】(下) 首相「多くの首脳から緊張緩和への努力に強い支持があった」

 --米国とイランの緊張感の高まりについてどのような議論があり、G20として緊張緩和に向けて何ができると考えるか。また日本としての役割は。

 首相「今回のサミットにおいては、イラン情勢に関し、各国が強い関心を示していました。私も各国首脳との会談の中で、先日のイラン訪問の話を紹介し、各国からはホルムズ海峡付近における船舶への攻撃事案や米国の無人機撃墜事案など地域の緊張が高まっていることを懸念する声が相次ぎました。中東における緊張感が高まる中で、各国が緊張緩和に向けた取り組みを続けているわけですが、先般、私自身がイランを訪問し、大統領、そしてハメネイ最高指導者と会談を行ったところです。

 私の訪問については、フランスのマクロン大統領をはじめ、サウジアラビアの皇太子など多くの方々から緊張緩和への努力について強い支持がありました。今後も国際社会と連携をしながら緊張緩和に向けて努力をしていきたい。

 この地域の緊張緩和は世界の繁栄、平和に極めて重要であることは認識が一致しているわけでして、それぞれがそれぞれの役割を果たしていく。日本は伝統的にイランと友好関係があるわけですし、米国との同盟関係もあります。欧州との信頼関係もある中で、日本の役割を果たしていきたい。そう簡単なことではありませんが、日本は日本の役割を果たしていきたいと思っています。

 --来年の議長国はサウジアラビアが議長国だが、期待は。さまざまな課題があると思うが、サウジの首脳に今回の大阪の教訓をどう生かしてほしいか

 首相「日本は今回、議長国として、意見の違いよりも共通点を見いだすことができるように努力を重ねてきました。特に気候変動問題については意見の大きな違いがありました。より良い地球を次の世代に残していくという基本的な認識は、どこも、もちろん米国もEU(欧州連合)も、日本も、途上国も同じ認識を持っている。結果を出していくことが大切です。まずこの共通利益のもとに、対立ではなくて、G20でしっかりと共通のメッセージを発しなければ、本当に私たちは責任を果たしているとはいえないという危機感を共有することができました。

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