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難波副知事が愛知県に事情説明へ リニア新幹線問題・静岡

リニア中央新幹線をめぐり、本県の立場を他県に説明する方針を示した川勝平太知事=28日、県庁(田中万紀撮影)
リニア中央新幹線をめぐり、本県の立場を他県に説明する方針を示した川勝平太知事=28日、県庁(田中万紀撮影)

 南アルプスの地下を貫通するリニア中央新幹線工事に関する県とJR東海との協議が難航していることについて、県中央新幹線対策本部長の難波喬司副知事が、7月初旬に愛知県副知事を訪ねて事情を説明する方向で調整している。川勝平太知事が28日の定例会見で明らかにした。

 愛知県以外の自治体にも7月中旬以降に県職員らが事情説明に赴く。加えて、これまでの県とJR東海との協議経過を取りまとめた中間意見書を沿線自治体に送付し、本県の主張に理解を求めていく。

 リニア中央新幹線は、静岡工区の着工遅れによる開業延期の可能性が指摘されており、沿線自治体の本県に対する風当たりは強くなっている。

 愛知県の大村秀章知事は5日に静岡市内で開かれた会議の場で、川勝知事に直接「(JR東海に)意見を言ってもできることとできないことがある。JRとよく話し合ってほしい」と伝えたという。大村知事はその後も、同社が令和9年を目指す開業の遅れは「到底受け入れられない」と訴えている。

 三重県の鈴木英敬知事も25日の定例会見で、川勝知事に「今までいろいろな人たちが努力して積み上げてきたことに対し、もう少し誠実に対応してほしい」と注文を付けた。

 このような沿線県の“物言い”を受け、川勝知事は28日の会見で「リニアに反対しているわけではない。大村知事や鈴木知事が静岡県の事情を全くご存じないことが分かったので、あらゆる機会を通じて説明に上がる。南アルプスとリニアをどう両立させるかは、国家的課題であり社会に対する責任だ」と本県の立場を説明した。

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