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野党5党派の安倍晋三内閣不信任決議案(全文)

野党5党派による党首会談に臨む立憲民主党の枝野代表(中央)ら=25日午前、国会
野党5党派による党首会談に臨む立憲民主党の枝野代表(中央)ら=25日午前、国会

 野党5党派が25日、提出した安倍晋三内閣不信任決議案の全文は次の通り。

理由】

 安倍内閣が不信任に値する理由は枚挙にいとまがないが、特に、国民生活に直結する年金、消費税に対する安倍政権の対応は無責任であり不誠実極まりない。

 年金問題では「100年安心」と政府が国民に説明してきたが、今般「公的年金だけでは老後資金が2000万円不足する」と金融審議会市場ワーキング・グループが報告書を公表した。これだけでも大問題であるが、麻生金融担当大臣が自らの意に沿わないので受け取りを拒否するという前代未聞の事態まで発生した。

 さらに、将来の年金支給額の指針となる「年金の財政検証」の隠蔽が続いている。本検証は、10年前は2月、5年前は6月に発表されている。ところが今年は、厚生労働省担当者は、「データはそろっている。これまでと同じペースで検討は進んでいる」と答えながら、発表時期は「検討中」の一点張りで、概ねの目途さえ示さない。年金の支給額が減額するとの試算もあり、都合の悪いことは国会が閉じた後に先送りすると疑わざるを得ない。

 さらに、消費税の引き上げ問題では、景気の指標となる毎月勤労統計における統計不正問題が発覚した。単なる不正だけでなく、政権に有利になるよう統計を操作した疑惑も浮上。今国会において、消費税増税の審議に資するために「共通事業所に係る実質賃金」を公表するよう本年2月から求めてきた。しかし、いまだに安倍政権は理由もなく公表を拒み続けており、消費税増税の可否について、実質的な審議ができない事態が続いている。

 これらの「年金の財政検証」、「共通事業所に係る実質賃金」を隠蔽する安倍政権は、国会審議を阻害し続けているだけでなく、次期参議院選挙が終了するまで公表しないとの報道が事実であるならば、国民生活を犠牲にして自らの政権の延命を図るという、許し難い暴挙が行われていると厳しく非難せざるを得ない。

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