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栃木「正論」友の会 外国人との共生「日本人への『他文化強制』にしてはいけない」 中国の拡張主義に警鐘 佐々木論説副委員長

講演する佐々木類論説副委員長=15日、宇都宮市陽西町の県護国神社護国会館
講演する佐々木類論説副委員長=15日、宇都宮市陽西町の県護国神社護国会館

 栃木から日本のあるべき姿を考える「栃木『正論』友の会」の第13回講演会が15日、県護国会館(宇都宮市陽西町)で開かれた。産経新聞東京本社の佐々木類論説副委員長が「静かなる侵略 目を覚ませ日本!」と題して講演。外国人労働者の受け入れをめぐる的確な対応や、長期的戦略で領土・領海の拡張を狙う中国への警戒を呼びかけた。

 佐々木副委員長は、小笠原諸島(東京都)に中国漁船が押し寄せた5年前の赤サンゴ密漁問題について、「海上保安庁に対し、尖閣諸島と小笠原との2正面作戦を強いる圧力」だったと解説。海上民兵が乗り込んでいる可能性がある数百隻に及ぶ中国漁船団の政治利用に警戒が必要との認識を示した。

 また、4月施行の改正出入国管理法により、外国人労働者が今後5年間で最大34万人増えることについて「妻子も親もいる人間を受け入れる、という視点が欠けている。母国に帰らず、いずれは一家で日本に定住するという前提で考えなくてはならない」と指摘した。

 その上で、移民問題をめぐり社会の分断が進む欧州や、移民に対して合衆国市民としての意識の育成を欠かさない米国の例を挙げ、「多文化共生は大切だが、遠慮し過ぎて外国人による日本人への『他文化強制』にしてはいけない」と警鐘を鳴らした。

 講演会には約100人が参加し、質疑応答では、中国が沖縄の県民世論に及ぼす影響力を危惧する声などが上がった。佐々木副委員長は「おかしいことはおかしいと言い続け、身近な人に伝え続けることが、日本を守るために大切だ」と締めくくった。

(山沢義徳、根本和哉)

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