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谷垣グループ、主不在で岐路 他派との合流話くすぶる

有隣会のパーティーにビデオメッセージでコメントした谷垣禎一氏=14日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
有隣会のパーティーにビデオメッセージでコメントした谷垣禎一氏=14日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

 自民党の谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)は14日夜、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。グループには谷垣氏の政界復帰を望む声が強いが、本人は固辞している。谷垣氏の不在で結束力維持が課題となる中、他派閥との合流話もくすぶり、岐路に立っている。

 「日本の政治を支える大きな力になってくれている」。パーティーを欠席した谷垣氏は、ビデオメッセージでグループのメンバーを激励した。来賓として安倍晋三首相も出席した。

 平成28年に自転車事故で負傷し政界を引退した谷垣氏だが、最近は2020年東京パラリンピック大会の都の懇談会で名誉顧問に就任するなど、表舞台での活動も増えてきた。グループの幹部は「谷垣さんは戻ってくるという思いで、われわれはまとまっている」と語る。ただ、本人は3月、二階俊博幹事長からの参院選出馬要請を断った。

 そこで浮上しているのが他派閥との合流案だ。5月に岸田派(宏池会)と幹部同士で会食し、岸田派側から「そろそろ一緒になろう」との声が出た。グループにはかつて岸田派に所属したベテランが多いが、出席者は「二の足を踏む」と話す。菅義偉官房長官に近い若手も少なくない。

 昨年には石原派(近未来政治研究会)との合流話も浮上した。二階派(志帥会)などとも会合を開いている。各派が「ポスト安倍」をにらみ勢力拡大に動く中、谷垣グループの動向が台風の目となる可能性もある。(田村龍彦)

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