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【政界徒然草】二階幹事長、参院選へ全国行脚 なぜか岸田派関係先に集中

 党の陣頭指揮を執る二階氏は、早い段階から選挙戦に向けて動き出した。3月には山形、5月には滋賀、秋田に立て続けに入った。3選挙区で自民党から出馬する山形の大沼瑞穂(40)、滋賀の二之湯武史(42)、秋田の中泉松司(40)の3氏は、いずれも岸田派に所属する。

 二階派と岸田派は、派所属議員の選挙区をめぐって衝突するケースがたびたびあった。1月に無所属のまま二階派入りした細野豪志元環境相の地元・衆院静岡5区は、岸田派の吉川赳衆院議員が自民党の公認候補で、岸田派は二階派の動きに反発を強めた。

 同月の山梨県知事選では、二階派に所属する長崎幸太郎知事が岸田派の堀内詔子衆院議員の協力を得て勝利したが、両氏はそれまで約10年にわたり、地盤の衆院山梨2区で激しい保守分裂抗争を繰り広げた。

 二階氏が派閥間のわだかまりを乗り越えて、岸田派候補者の選挙区に真っ先に応援に駆けつけるのは、1人区が党全体の勝敗の鍵を握るからだ。特に東北6県は、中泉氏の地盤の秋田以外の5県で、自民党は野党系候補に敗れている。

 自民党は昨年末、今回の改選1人区を「激戦区」「警戒区」「安定区」に3分類した。当初、激戦区に指定したのは28年参院選で敗れた山形や青森、岩手など11選挙区にとどめていたが、情勢の変化などを踏まえ、今年4月に秋田や滋賀など5選挙区を追加した。

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