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国民が立民新人の推薦見送り 参院茨城 候補者選考で溝

 しかし、立憲民主党本部が土壇場でひっくり返し、元経済産業省職員の小沼巧氏の公認を決めた。小沼氏の推薦を求められた国民民主党が首を縦に振ることができなかったのも無理はない。

 小沼氏の公認決定後、国民民主党県連内では独自候補擁立論も浮上したが、旧民進党系の2党が別々に候補を立てれば与党を利する結果に陥りかねないという判断に至った。小沼氏との政策協定締結は「満足とはいえないが、野党の議席を守るためのベストな選択肢」(浅野氏)だった。

 とはいえ、有権者にとっては分かりにくさも残る。

 そもそも、小沼氏とは別の候補で一本化を図ったのは、「原発ゼロ」を主要政策に据える小沼氏では連合が推しにくいという事情があったからだ。東海第2原発が立地する茨城県では、関連産業に従事する組合員も少なくない。

 連合茨城は、小沼氏の推薦を見送り「支持」とする方針を決めた。内山裕会長は13日の記者会見で「小沼氏の考えが連合の政策と全く合致しなければ支持はしなかった」と語り、政策に関して一定の共通点が見いだせたという認識を強調した。

(永井大輔)

× × ×

◇茨城選挙区立候補予定者(改選数2)

上月 良祐 56 元農水政務官 自 現

小沼 巧  33 元経産省職員 立 新

大内久美子 69 元県議    共 新

海野 徹  70 前那珂市長  維 新

田中 健  53 元江戸川区議 諸 新

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