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【日米首脳共同会見詳報】(下)首相、イラン情勢「緊張状態を緩和したい」

 --トランプ氏が前副大統領より独裁者を支持していると批判されることについては

 トランプ氏「私がイランとの合意を破棄したときに、イランは中東のあちこちでテロ活動に関与していました。しかし、後退しています。なぜなら経済の大きな問題を抱えているからです。私たちが深刻な制裁を科したからです。私はイランを傷つけたいと思っているわけではないんです。イランに核兵器を断念することを求めています。そして彼らも合意に応じるでしょう。イランには、こちらに大きな経済の可能性があると思います。私はイランの多くの人を知っていますが、すばらしい人たちです。私は政権交代を考えているわけでありません。バイデン前副大統領とオバマ前大統領が署名したのは一体どんな合意でしょうか。オバマ政権の成果、これは大惨事といえるでしょう。経済もそうだし、防衛でもそうです。私が彼らのファンではないのは明らかです」

 --安倍晋三首相は北朝鮮のミサイル発射についてはトランプ氏と同じ意見か。イランを訪問した場合にはどのような話し合いをするか

 安倍首相「大統領が米朝首脳会談を行い、そして金委員長とともに朝鮮半島の非核化について合意をし、サインをしたことは大変大きな意義があったと思います。まさに相互不信の殻を破り、非核化の明るい未来を共有し、そして北朝鮮の行動を促すという新しいアプローチについて、日本は支持しているわけです。もちろん、北朝鮮の非核化はずっと実現できなかったわけです。だからこそ、この難しい課題に今、大統領が新しいアプローチで挑戦している」

 「当然、日本は北朝鮮の隣国ですから、最も脅威を感じている国です。その日本の首相として、私は大統領の行動、そして方針を支持しているし、支援していきたいと思っています。日本にとって拉致問題が極めて重要な課題ですが、ハノイの首脳会談では大統領から私の考え方を初めて金正恩委員長に伝えていただいた。このことについて、私も日本も感謝しています。先ほど、大統領が会った拉致被害者のご家族も大変感謝をしておられましたし、大統領のアプローチに望みをかけたいと皆さんおっしゃっていたわけです」

 「5月9日の北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射は、関連する国連安全保障理事会決議に違反するものであり、極めて遺憾でありますが、同時に、私は大統領の金委員長との間で取ってきた新しいアプローチについては、改めて敬意を表したいと考えているところです。いずれにしても、朝鮮半島の非核化に向け、日米韓で協力しながら、ロシアや中国と、国際社会と協力をしながら、現在の米朝のプロセスを支援していきたいと考えています」

 「イランの核合意については、日本は今まで立場を表明してきた通りです。中東地域の平和と安定は、日本、米国のみならず、国際社会にとって極めて重要だと考えています。その中で、地域の平和と安定に資するために、日本は日本としての責任を果たしていきたい。日本ができることについては、ぜひ行っていきたいと考えています。今後とも日米で緊密に連携をしながら、この現在のイラン情勢をめぐる緊張状態を緩和していきたいと思いますし、間違っても武力衝突に至ることがないよう、努力していきたいと思っています」

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