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神奈川県が犬猫殺処分ゼロ継続 動物愛護センターに改称へ

 また、「殺処分ゼロを目指すことでボランティア団体などの引き取り手が(収容能力を超えていると知りながら)無理をして引き取ろうとするケースもある」(県内の愛護センター職員)といい、「根本解決には、多くの犬猫が収容され続けている現実のほうを強調すべきではないか」(別の職員)などの声も上がっている。

取り組み「元年」

 県のセンターは昭和47年に「県犬管理センター」として開所。犬の殺処分を主要な目的としていたため、殺処分を行わなくなった近年は、内部の設備などが飼育中心という業務の目的にそぐわず、平成30年1月から隣接地への新築移転工事が進められていた。当初は今年4月に開所する予定だったが、工事を請け負っていた業者に経営上のトラブルがあり、開所が延期されていた。

 新センターでは、収容されている動物の様子が通路から目視できるほか、収容動物との「ふれあいルーム」も設置。家庭の居間を再現し、家庭内で動物と一緒の生活を想定できるような部屋もある。

 同センターの土肥富有子所長は「明るく広い居室など、飼育環境が大幅に改善される。収容動物たちの生き生きとした姿を(来館者に)見てもらえるだろう」と期待を高めている。上條光喜業務課長は「移転を控え、職員たちの士気も上がっている。ポップ広告などをつくり、情報発信にも力を入れるなど、啓発活動や譲渡先の開拓を目指したい」と意気込んでいる。

 県内では今年2月に川崎市の動物愛護センターが、手狭となった高津区から中原区に新築移転し、愛称を「ANIMAMALL(アニマモール)かわさき」として生まれ変わっている。県内の動物愛護の精神や取り組みが加速する「元年」となりそうだ。

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