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奈良・上牧町の特養で再び虐待 県が行政指導

 奈良県上牧町の社会福祉法人「郁慈(いくじ)会」が運営する特別養護老人ホーム「郁楽苑」で2月、職員が入所者の顔をたたく虐待があったことが23日、分かった。同法人では平成25~30年に郁楽苑を含む3施設で計14件の虐待が確認されており、県の行政指導を受けて再発防止に向けた改善計画を実施している途中だった。県は事態を重く受け止め、改めて行政指導を行った。

 県などによると、2月15日夜、夜勤だった30代の男性職員が入所者の高齢女性の頬を手の甲で強くたたいたという。女性が翌日に面会にきた家族に被害を訴え、発覚。男性職員は施設側の調査に「女性からの呼び出しコールが1時間に4、5回あり、かっとなった」と話したという。男性は2月末に退職した。

 郁慈会では、昨年3月までの4年半の間に、複数の職員が入所者に虐待を行っていたことが判明。県と町は昨年5月、施設側に改善計画書を提出させた。

 今回再び虐待が発覚したことから、県は3月に介護保険法に基づく監査を実施。今月16日、改めて改善計画書を提出させた。

 郁慈会の吉岡伸佳理事長は「職員の間でも虐待防止への意識が高まっていたので非常に残念で申し訳ない。業務の軽減など、再発防止に努める」としている。

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