PR

ニュース 政治

【政界徒然草】「令和おじさん」台頭でポスト安倍「岸破義信」構図に変化

 次に、長老らの利害計算だ。二階派(志帥会、43人)を率いる二階俊博幹事長と、岸田派(宏池会、49人)で名誉会長を務めているはずの古賀誠元幹事長が「ポスト安倍」に菅氏を挙げている。念頭にあるのは、安倍首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)と麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(志公会、56人)との力関係だ。自民党ベテラン議員はこう読み解く。

 「仮に盟友関係にある首相と麻生氏が岸田氏を担げば総裁選は帰趨(きすう)を決し、二階、古賀両氏が権力の中枢に近づく余地がなくなりかねない。麻生氏は古賀氏と犬猿の仲で、菅氏との関係は微妙といわれる。両氏は菅氏の名前を出すことで、麻生氏や岸田氏らを牽制(けんせい)している」

 古賀氏は一時期、岸田氏を「ポスト安倍でなくてもいい」と言い切ったこともある。議員を引退したとはいえ、永田町で権力を維持し、政敵と対峙(たいじ)するためには、腹心の岸田氏より菅氏を選ぶような冷静な計算が働く可能性があるのだ。

 首相にしても、後継に菅氏を選択しうる背景があるという。細田派の議員は、首相が党則で上限となる党総裁連続3期目を迎えていることなどを念頭に「70歳の菅氏が『次』なら時計の針が動かず、待望論が出れば(菅氏をワンポイントリリーフとして)安倍首相の再登板の目もある。(ロシアで大統領と首相へ交互に就任した)プーチンーメドベージェフ方式だ」と話した。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ