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【野党ウオッチ】ご即位を受け入れる共産党の深謀遠慮

天皇陛下の即位に祝意を示した理由を説明する共産党の志位和夫委員長=5月9日、国会内(春名中撮影)
天皇陛下の即位に祝意を示した理由を説明する共産党の志位和夫委員長=5月9日、国会内(春名中撮影)
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 共産党が「令和」改元に伴う祝賀ムードを静かに受け入れ、現実路線をアピールしている。天皇陛下が即位された1日には志位和夫委員長が談話で祝意を示し、9日の衆院本会議でも即位に祝意を示す「賀詞」に賛成した。党綱領に「民主共和制」の実現を掲げ、究極の目標として皇室制度のない社会を目指す同党に何が起こっているのか。

野党共闘への布石

 「天皇の制度は憲法上の制度だ。この制度に基づき、新しい方が天皇に即位するということだから祝意を示すことは当然だ」

 志位氏は9日、衆院で賀詞に賛成した理由をこう語った。

 同日の衆院本会議では、大島理森衆院議長が「賀詞」を読み終えると、志位氏は起立したまま拍手で賛意を示した。1日に発表した談話では「新天皇の即位に祝意を表します。象徴天皇として、新天皇が日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待します」と明確に祝意を示し、永田町に驚きが走った。

 共産党は、平成の御代替わりの際は賀詞に反対したが、志位氏は会見で「当時の綱領が『君主制の廃止』を掲げており、2004(平成16)年の改定で考え方を変えた。現行憲法の天皇の条項も含めて、全ての条項を守っていくという立場だ」と説明した。

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