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スーパーシティ法案、今国会成立断念へ

官邸入りする片山さつき地方創生相・女性活躍担当相=10日午前、首相官邸(春名中撮影)
官邸入りする片山さつき地方創生相・女性活躍担当相=10日午前、首相官邸(春名中撮影)

 政府が2030年頃の未来社会を先取りした最先端都市「スーパーシティ」構想の実現に向けた国家戦略特区法改正案の今国会成立を断念する方針を固めたことが10日、分かった。夏に参院選があり、会期日程が窮屈なため、成立は困難と判断した。

 片山さつき地方創生担当相は10日の記者会見で「与党の考えもあるし、今国会の日程がタイトなのも分かっている」と述べた。ただ、政府は来週以降、自民、公明両党との調整を進めた上で法案を閣議決定し、今国会に提出したい考えだ。継続審議として秋の臨時国会での成立を目指す。

 スーパーシティは従来の規制にとらわれず、人工知能(AI)など先端技術を活用し、自動運転やオンライン(遠隔)診療・医療品配達などのサービスを住民に提供する構想だ。政府は地方創生の起爆剤と位置づけ、児童虐待防止法案など他の重要法案とともに今国会への法案提出・成立を目指していた。

 だが、条例で国の法規制を上書きできる内容に事前審査を行う内閣法制局が難色を示し、法案の策定作業が遅れた。参院選を前に、法案が審議入りすれば片山氏の政治資金疑惑が再燃しかねないとの懸念も影響したものとみられる。

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