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菅長官、9日から異例の訪米 米要人と相次ぎ会談

会見に臨む菅義偉官房長官=7日、首相官邸(春名中撮影)
会見に臨む菅義偉官房長官=7日、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9~12日の日程で米国を訪問する。ペンス副大統領ら要人と会談し、日本人拉致問題など対北朝鮮政策を中心に意見交換する。北朝鮮問題で安倍晋三首相は無条件で日朝首脳会談を実施したい意向を示す中、北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射によって核・ミサイル問題もクローズアップされ、タフな外交が求められそうだ。国内では「ポスト安倍」に急浮上した菅氏が米政府要人らに存在感を示すことが出来るかどうかも課題になる。(中村智隆)

 菅氏は7日の記者会見で今回の訪米について「拉致問題を含む北朝鮮情勢について議論する。拉致問題の解決に向け日米両国の連携を強化したい」と述べた。 菅氏は9日にワシントンに入り、午後(日本時間10日午前)にポンペオ国務長官とシャナハン国防長官代行に会う。ペンス氏とは10日午前(同11日午前)に会談の予定。同日午後(同)にはニューヨークの国連本部で行われる拉致問題のシンポジウムに出席する。ワシントンでは沖縄の米軍再編も話し合う見通しだ。

 菅氏の海外出張は平成27年10月に在沖縄米海兵隊の移転先の米領グアムを訪れて以来、2度目。危機管理を担う官房長官の外国訪問は異例だ。拉致問題担当相を兼務する今回は過去の担当相と同様に拉致問題のシンポに合わせた。

 今回の訪米は菅氏にとって本格的な外交デビューとなる。ペンス氏やポンペオ氏という米政府の高官と相次ぎ接触し、米国の金融業界関係者との意見交換も予定している。一閣僚としては破格の待遇であり、米側の菅氏に対する期待の高さもうかがえる。

 菅氏は安倍政権の“黒子役”として首相を支えてきた。霞が関の官僚ににらみを利かせ、最近だけでも外国人労働者の受け入れ拡大に向けた法改正や携帯電話料金の引き下げを主導し、実務能力には定評がある。日本維新の会との連携を重視し、国会運営でも重要な役割を担う。新元号「令和」を発表して国民の知名度は一気に上がった。

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