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自民党は堂々と改憲を訴えよ 政治部長・佐々木美恵

衆院大阪12区補選で落選が決まり、頭を下げる北川晋平氏(右端)=21日夜、大阪府寝屋川市
衆院大阪12区補選で落選が決まり、頭を下げる北川晋平氏(右端)=21日夜、大阪府寝屋川市

 今回の統一地方選は夏に行われる参院選の前哨戦として、政権運営に対する評価を測ると同時に、各党の地方組織の伸長を競う意味合いがあった。

 確かに、前後半戦とも、象徴的な選挙で自民党は連敗した。大阪府知事・市長のダブル選挙で大敗し、後半戦も衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙で劣勢のまま挽回できなかった。安倍晋三首相(自民党総裁)は周辺に「補選は何とかしたい」と漏らしていただけに手痛く、夏に向けて幸先がいいとはとても言えない。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への影響も予想される。

 ただ、これらの選挙は注目されたとはいえ、地域事情を反映した結果だ。大阪ダブル選と、府・市議会選の4つで維新が勝利したのは、「都構想」に終止符を打つことはできない-という大阪住民の心情を揺り動かしたためだ。

 日本維新の会が主導した大阪・関西万博招致の成功や関西経済の好転という要素を自民、公明両党の地方幹部が読み間違えたことも大きい。

 統一地方選の全体状況では、むしろ自公両党は堅調だった。自民党は道府県議選で1158議席と前回の平成27年、前々回の23年を上回り、全議席に対する占有率も2回連続で5割を超えた。地方組織の堅固さを示すものといってよい。公明党も政令市議選の2選挙区で惜敗し、全候補を当選させる「完勝」はならなかったものの、各地で得票を伸ばした。

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