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なぜ、投票しなかったのか 浮かぶ政治的無関心「何も変わらない」

投票所で1票を投じる有権者=21日、埼玉県川口市(川上響撮影)
投票所で1票を投じる有権者=21日、埼玉県川口市(川上響撮影)

 経済再生や人口減少、防災といった地域の課題は山積するが、今回の統一選も低投票率が目立った。なぜ投票しなかったのか。理由を聞くと、政治への無関心といった問題も浮かんだ。

 「面倒くさいし、自分の時間を無駄にしたくない」。市議選が行われた東京都府中市の専門学校生で就職活動中で多忙だという女性(19)は、こう話した。同じく市議選があった埼玉県川口市の30代の男性会社員は「子供の面倒を見るのに忙しくて行けなかった」と語る。

 市長選と市議選が行われた神奈川県平塚市の飲食店店員の男性(24)は「期日前投票をしようと思ったが、どういうシステムなのかよく分からなかった」と述べた。

 政治への関心の低さも浮かんだ。世田谷区の男性会社員(24)は「投票に行っても変わらない気がする」と話す。区長選と区議選があった大田区の男性会社員(40)も「行くことすら考えなかった。参院選も行かない」と語った。

 町議選が行われた神奈川県葉山町の自営業の男性(44)は「本当に『世の中をよくしたい』と思って選挙に出ている人がいるのだろうか」と訴えた。

 各候補者の顔の“見えにくさ”を指摘する声も漏れた。新宿区に住む専業主婦(58)は、立候補者の名前を連呼するだけの選挙戦に違和感を覚えていたという。「やりたいことが分からない」とする。

 市議選が行われた千葉県習志野市の女性会社員(22)は「行こうと思っても誰に投票すべきかよく分からない」。川口市の60代の女性は「候補者が多くて覚えきれないし、投票に行こうという気持ちにならない」と語った。

 区長選や区議選があった板橋区の男性会社員(38)も「区長や区議が何をしているのか分からない。知る機会もない」とため息をついた。

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