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【政界徒然草】「失言辞任ドミノ」は自民党の“一強多弱”が原因か

記者団の前で失言を謝罪する塚田一郎元国土交通副大臣(左)=4月5日、国土交通省
記者団の前で失言を謝罪する塚田一郎元国土交通副大臣(左)=4月5日、国土交通省
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 失言による安倍晋三内閣の閣僚らの更迭が相次いだ。5日には塚田一郎元国土交通副大臣、10日には桜田義孝前五輪相が政府を去った。「失言辞任ドミノ」が止まらない現状に、識者からは自民党の一強多弱が招いたとの声が上がる。与党幹部は政治家が言葉を軽視する事態に警鐘を鳴らす。

 「おもてなしの心を持って復興を応援していただければありがたい。そして、復興以上に大事なのは高橋さんですので、よろしくお願いします!」

 東京都内のホテルで10日夜開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)の政治資金パーティー。壇上に立った桜田氏は、高橋氏の地元の岩手県が東日本大震災の被災地であることに触れつつ、高揚した表情でこう述べた。

 発言の直後、会場にいた記者数人は桜田氏に発言の真意を尋ねたが、桜田氏は「記憶にありません。言ったことありません」と断言し、会場を後にした。

 しかし、発言は即座に官邸に伝わり、桜田氏をかばいきれないと判断。桜田氏は約2時間後には辞表を提出した。

 塚田氏のケースも発言の軽率さが目立った。塚田氏は1日、北九州市で開かれた集会で、山口県下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」の国による直轄調査への移行に関し「首相や麻生太郎副総理が言えないので私が忖度(そんたく)した」と語った。

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