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【東京・注目区を行く】現職と“元後継者”争う三鷹市 市庁舎建て替えめぐり火花

 市役所は昭和40年に完成。50年以上が経過し、さらなる耐震性能の確保と老朽化対策が必要だとして、市は28年9月から建て替え計画の検討を進めてきた。総事業費の目安は150~200億円としている。

 河村氏は、官民が連携して公共サービスの提供を行う「PPP」(パブリック・プライベート・パートナー)や、民間の資金とノウハウを活用する「PFI」(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)など民間活力を活用すれば、多額の税金を費やすことなく建て替えができるとして、計画の再検討を主張する。

 これに対し、清原氏は建て替えはこれから計画を具体化していく段階だと強調した上で、「民間と連携するときに市民にリスクを与えてはいけない」と主張。東日本大震災の被災地を視察した経験などを引き合いに出し、災害に強いまちづくりに向けて市庁舎の建て替えは必要だとの認識を改めて示した。

 さまざまな施策を身ぶり手ぶりを交えてよどみなく聴衆に語りかけ、4期16年の風格を漂わせる清原氏に対し、慣れない演説に言葉を詰まらせながらも、建て替えの再検討を懸命に主張し続けた河村氏。かつての同志が目を合わせる場面は、最後までなかった。

(松崎翼)

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