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衆院沖縄3区補選 牙城の竹下派、窮地 影響力低下懸念も

衆院沖縄3区補欠選挙で島尻安伊子氏の集会で地元県議と握手する自民党竹下派の茂木敏充会長代行(左)=11日夜、沖縄県うるま市(杉本康士撮影)
衆院沖縄3区補欠選挙で島尻安伊子氏の集会で地元県議と握手する自民党竹下派の茂木敏充会長代行(左)=11日夜、沖縄県うるま市(杉本康士撮影)

 衆院沖縄3区補欠選挙(21日投開票)で自民党竹下派(平成研究会)が窮地に立たされている。自派所属の元沖縄北方担当相、島尻安伊子(あいこ)氏が立候補したが、共産党や社民党などが支援する元沖縄タイムス社会部長、屋良(やら)朝博(ともひろ)氏にリードを許す展開となっている。長年関係が深い沖縄を牙城とする竹下派は派を挙げて島尻氏を支援したいが、それも思うに任せない。補選で敗れれば党内での影響力が低下する恐れもある。

 「来週は米国に行かなければならないが、その前にどうしてもお願いしたいという思いでこの場に来た」

 日米の新しい貿易交渉の初協議を15日に控え、多忙な茂木敏充経済再生担当相の姿は11日、沖縄県うるま市にあった。竹下派会長代行も務める茂木氏は島尻氏の集会で、腕まくりして支持を訴えた。 

 茂木氏は11日の派閥会合で「グループ挙げての支援態勢を取る」と強調した。告示日の9日には同派所属の加藤勝信総務会長が出陣式に出席したほか、事務総長の山口泰明組織運動本部長も業界団体などの組織票固めのため告示前から断続的に沖縄入りしている。

 竹下派が全力を挙げるのは、沖縄県が特別な場所だからだ。竹下登、橋本龍太郎、梶山静六、小渕恵三各氏(いずれも故人)と、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の返還合意、主要国首脳会議(サミット)開催など沖縄の重要政策に関わってきたのは、いずれも平成研(旧経世会)出身の実力者だった。

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