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埼玉の県議選投票率、全国最下位、首都圏下で政治離れ深刻に

7日夜、埼玉県議選の開票所で続く開票作業=埼玉県川口市上青木(黄金崎元撮影)
7日夜、埼玉県議選の開票所で続く開票作業=埼玉県川口市上青木(黄金崎元撮影)

 埼玉県の県議選(定数93)は自民が単独過半数を維持したものの、投票率は過去最低の35.52%(対前回比2.16ポイント減)で、今回の統一地方選で行われた県議選でも全国最低だった。52選挙区中22選挙区が無投票となったことからも低投票率が懸念されていたが、改めて、「有権者の政治離れ」が浮き彫りとなった格好だ。一方、激しい一騎打ちとなった選挙区では比較的、投票率は高かった。

 埼玉大学社会調査研究センター長の松本正生教授は「無投票が多いことで盛り上がりに欠け、選挙戦になっている地域の有権者も投票に意味を感じられなくなっているのではないか」と分析した。

 投票率が高かった上位3市区町村は、さいたま市西区40.67%▽行田市40.57%▽さいたま市中央区40.40%-だったが、いずれも定数1を2人で争う一騎打ちで、話題や争点も明確な選挙区だった。

 とくに、行田市(東1区)では、自民県連幹事長の鈴木聖二氏を破った無所属新人の柿沼貴志氏が4年前の落選から今回の当選を目指して長期間活動してきた。前回は接戦だったこともあって市民に選挙戦が浸透したようだ。投票率は前回比2.12ポイント増だった。

 松本教授は「『自分たちの一票で変わる』と有権者が感じれば、自然と投票に行く。選びようがなければ行かない。最後は候補者の活動次第だ」と指摘した。

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