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地力示した維新、大阪都構想「丁寧な議論」強調

【2019統一地方選】大阪府知事選と市長選でそれぞれ勝利をおさめた吉村洋文氏(右手前)と松井一郎氏の会見。会見が終了する際に握手をした=7日午後8時55分、大阪市中央区(安元雄太撮影)
【2019統一地方選】大阪府知事選と市長選でそれぞれ勝利をおさめた吉村洋文氏(右手前)と松井一郎氏の会見。会見が終了する際に握手をした=7日午後8時55分、大阪市中央区(安元雄太撮影)

 大阪維新の会が自ら仕掛けた大阪府知事・市長のダブル選を制し、存在感をみせつけた。高い発信力を誇った前代表、橋下徹氏は平成27年11月の前回ダブル選後に政界を引退。橋下氏不在の中で初めて臨む一大決戦とあって、事前には維新の退潮を予測する声もあったが、保守の改革政党として確固たる地盤を築いていることを結果で証明してみせた。

 投票が締め切られた7日午後8時、報道各社が一斉に維新両候補の当選確実を速報した。それから30分後、市長選で当選を決めた代表の松井一郎氏(55)と、知事選で勝利した吉村洋文氏(43)が大阪市中央区の党本部で会見した。2人は大勝にも笑顔を見せず、松井氏は引き締まった表情でこう述べた。「謙虚な心で市政運営に当たっていきたい」

 看板政策である大阪都構想への信を問うため、知事と市長の立場を入れ替えて立候補するという、異例の選挙戦を仕掛けた。「入れ替え選は賛否両論あったと思う」(吉村氏)と振り返ったように、政治手法の強引さを指摘する声は少なくなかった。

 ダブル選の勝因についても、松井氏はただちに都構想への支持と結びつけず、「吉村さんとぶれずに公約を守ってきたことへの評価だ」と、これまでの維新政治への信任が大きかったことに言及した。

 松井氏は「都構想への反対の声があったのも事実」と前置きし、反対の他会派とも時間をかけて協議していく意向を示した。会見では「丁寧な議論」というキーワードを繰り返した。

 選挙戦の前半は、松井氏も接戦が伝えられていた。今回のダブル選に至る前は、住民投票への協力を見込んできた公明党との交渉の先頭に立ち、公明が維新の条件をのまないと見るや「嘘をつかれた」と非難を繰り返してきた。

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