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小学校教科書の北方領土表記に ロシア外務省が反発

北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える=1月30日(共同通信社機から)
北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える=1月30日(共同通信社機から)

 【モスクワ=小野田雄一】文部科学省の新学習指導要領に基づき、来年4月から小学校で使われる全ての社会科教科書に北方領土や島根県の竹島、沖縄県の尖閣諸島が「日本固有の領土」と明記されたことについて、ロシア外務省のザハロワ報道官は4日、「ばかげている」と述べた。インタファクス通信が伝えた。

 ザハロワ氏は同日の会見で、「南クリール諸島(北方領土の露側呼称)は『古来日本に属している』などと、ばかげた記載のある教科書が日本の小学校で2020年から使われるということをロシアは注視している」と述べた。また「日本側の行為は、自身の立場を広めようとするプロパガンダ(政治宣伝)で、第二次大戦の結果として広く認められた評価と矛盾するものだ。相互信頼の強化という両国が確認した目標にも反しており、遺憾だ」などと日本を非難した。

 同氏はさらに「日本が歴史的にも法的にも偽造された観念を若い世代に植え付けるのは、将来的な両国民関係に“疎外の種”をまくものだ」「(先の大戦中に米国が原爆を投下した)広島と長崎に関する記載を増やす方がよかっただろう」などとも話した。

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