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首相批判強める石破氏 「党内野党」でさらに孤立化

 石破氏は先月下旬以降、統一選にあわせ、計15日間で少なくとも延べ1都2府14県を回った。首相との一騎打ちとなった昨年9月の党総裁選で石破氏を支持した国会議員に電話をかけ、地元の関連候補の応援を申し出ているという。行脚には自らの支持基盤固めの狙いもある。

 ただし、石破氏の党内での立場は微妙だ。

 先月末に石破派を退会した石崎徹衆院議員は、石破氏が3月、安倍政権の雰囲気を「『俺たち偉いんだ病』にかかっていないか」と批判したことに反発した。石崎氏は「言うべきではない。同じ党なのだから政権を支えることに力を入れてもらいたい」と不満を漏らす。

 盟友を自任するベテラン議員でさえ、石破氏が「令和」について「『令』の意味について国民が納得する努力をしなければならない」と述べたことに「新元号は皆で祝福すべきものだ。評論家みたいに理屈ばったことを言ってどうする」と苦言を呈す。

 石崎氏の退会で、石破派は、総裁選の立候補に必要な推薦人20人を自前で確保できない事態に拍車がかかった。苦しい台所事情について、石破氏とたもとを分かった別のベテランはこう突き放す。

 「単に首相を批判しているだけではダメだ。ボスとしての力不足が露呈している」(奥原慎平) 

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