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埼玉県議選 乱戦の南2区、「岡村票」に自民警戒

 完全無所属を貫く岡村を警戒するのが自民党だ。現職3人を擁立し、全員当選を目指している。だが「現実は厳しい。結局、岡村さんが台風の目になるのは間違いない」と、自民党川口支部常任顧問で川口市長の奥ノ木信夫は危機感を強める。

 自民党現職3人のうち前回県議選で2位当選し、最も当選圏内に近いとされる立石泰広は、3月29日のJR川口駅東口での出陣式で400人を集めた。

 奥ノ木も「3人の中で立石さんが一番強い」と評する。自民党衆院議員で党県連会長の新藤義孝は「29歳で政治の世界に入り、大学院までいって学んだ努力の人。必ず当選させよう」と持ち上げてみせた。

 残る現職2人は永瀬秀樹と板橋智之。永瀬は新藤の弟だ。2人とも地盤固めを急ぐが、前回県議選で1万2000票余で最下位争いを演じた。

 定数7に対し11人が出馬した前回に比べて今回は9人。候補者が減っただけに得票が前回ほど分散しない上、「岡村票」の行方が見通せない。奥ノ木は今回、最下位当選者の得票数を1万8000票前後とみており「2人が6000票をどう積み上げるか。大変厳しい選挙だ」と明かす。

 一方、立憲民主党の新人、白根大輔は前回、無所属で立候補したが、惜敗。今回は市議会の川口新風会所属の市議らの応援も受け、「少数意見を切り捨て、数の力で押し切る県議会自民党の横暴を止めたい」と訴える。

 公明党の萩原一寿と塩野正行は市域を2つに分けて手堅く支持拡大を図る。前回の県議選でトップ当選した共産党の村岡正嗣は、消費税増税反対などを掲げる独自の選挙戦を展開。元衆院議員秘書の無所属新人、植野勇人は無党派層を中心に知名度を上げる戦略で議席獲得を目指す。(大楽和範、敬称略)

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