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【新元号】10月の即位の礼 海外要人来日ラッシュなど準備加速へ

銀座・和光には書家・石飛博光が揮毫した「新元号の書」がショーウインドウに飾られ、歩行者が写真を撮っていた=1日、東京都中央区(早坂洋祐撮影)  
銀座・和光には書家・石飛博光が揮毫した「新元号の書」がショーウインドウに飾られ、歩行者が写真を撮っていた=1日、東京都中央区(早坂洋祐撮影)  

 新元号が「令和」に決まり、河野太郎外相は1日、政府が承認する195カ国と国際機関に、新元号(ローマ字表記で「Reiwa」)を外交ルートで一斉に通知したことを明らかにした。政府は今後、一連の皇位継承式典の円滑な実施に向けた準備を一段と加速させる。なかでも10月の「即位礼正殿の儀」と「饗宴の儀」は、元首を含む多数の海外要人の参列が見込まれるため、外務省など関係省庁は受け入れ態勢づくりを急いでいる。

 平成2年11月12日の「即位の礼」には、約160の国・機関の要人が参列し、このうち元首級の来日は66カ国、王族、首相級は53カ国に上った。警視庁は、1日あたりの動員数として過去最大となる約3万7千人態勢で皇居周辺や「祝賀御列の儀」などの警備に当たった(3年「警察白書」)。

 政府が承認する国家の数は当時より増えており、今年10月に来日する要人も前回を上回ることが見込まれる。その上、即位の礼は、日本で初めて開催されるラグビーワールドカップ(W杯、9月20日~11月2日)の期間とも重なる。警備の難度が増すのは確実だ。

 海外要人の宿泊先の確保も重要な課題となる。外務省は昨年8月、即位の礼準備事務局を設置して接遇の準備を進めているが、ホテルの等級や部屋のグレード、同宿となる国同士の関係性など、多くの要素に心を配ることになりそうだ。

 また、首相級以上の要人は、専用機やチャーター機で来日することが想定されるため、駐機場の確保も必要となる。羽田、成田両空港の駐機場では足りないことは確定的で、地方空港の利用も含め、国土交通省が発着調整に当たる。

 空港での要人の出迎えや見送り、都内滞在中の随行などに当たる外務省職員も多く必要になる。即位の礼準備事務局は、在外公館で働く職員を一時的に帰国させて対応に当たることも検討している。(原川貴郎)

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