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大阪市長選 路線継続か、市政転換か

松井氏「10年前に戻りたいか」

 「10年前の大阪と今の大阪、どっちが住みやすいですか。10年前に戻りたいですか」

 知事を辞職し、市長選に立候補した松井氏は聴衆を前にこう切り出した。維新前代表の橋下徹氏が党を立ち上げたのが平成22年。松井氏自身も約7年4カ月にわたり知事を務めた。その歩みに自負があるからこその問いかけだった。

 大阪都構想の住民投票について議決を得るため、自ら前面に立ってきた公明党との政治交渉が決裂。局面打開のために松井氏が市長選に、市長だった吉村洋文氏(43)が知事選に回る異例の入れ替え選を仕掛けた。

 この手法に反発した公明は、首長選での原則を曲げて自民系候補の府本部推薦に踏み切り、各党地方組織も反維新で結集した。こうした現状に松井氏は「相手陣営に政策はありません。自民党から共産党まで一緒になって、政策なんてできない。彼らが言っているのは『松井、吉村をやっつけようよ』とこれだけです」と批判した。

 他党との全面対決は、維新以外に頼るものがないことを意味する。ダブル選のどちらか一つでも落とせば都構想は暗礁に乗り上げることになる。選挙前には「政治家として最後の戦いになる」と明言した。

 この日は大阪市中央区の南海難波駅前を皮切りに精力的に街頭演説をこなし、「府市がねじれれば成長は止まる。松井、吉村をセットでお願いします」と声を張り上げた。

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