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自民も背水の陣 敗北なら衆院補選に痛手、大阪ダブル選

自民党の甘利明選挙対策委員長(左)=24日、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
自民党の甘利明選挙対策委員長(左)=24日、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)

 24日告示された大阪市長選は、府知事選に続き、日本維新の会と「反維新」の与野党による一騎打ちの構図が確定した。維新はダブル選に党の存亡をかけるが、反維新の中核である自民党にとっても、両方落とせば大きな痛手となる。夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区補欠選挙(4月21日投開票)で維新を勢いづかせることにつながりかねず、久々に実現した公明党との共闘を前面に掲げ「最低1勝」を目指す。(田中一世)

 自民党の甘利明選対委員長は24日、自民党が推薦する元大阪市議、柳本顕氏の出陣式に駆け付けた。甘利氏はあいさつで、21日に告示された知事選の出陣式にも二階俊博幹事長が出席したことに触れ「最高責任者がそろってお邪魔するのは大阪だけ。いかに自民党本部が公明党と連携し、大阪の再生に思いを寄せているか」と力を込めた。

 公明党はこれまで、府内の衆院選挙区を維新と住み分ける特殊な関係に配慮し、維新が絡む大阪のダブル選は自主投票としてきた。今回は大阪都構想をめぐる対立もあり、府知事選と市長選双方で自民党の推薦候補に府本部推薦を出した。佐藤茂樹府本部代表は「国政も大阪も自公」と言い切る。

 自公が共闘をアピールするのは「自民公認、公明推薦」の新人候補が挑む衆院大阪12区補選が控えているからでもある。

 補選は自民、維新、無所属候補による接戦が予想される。自民党は公明党の推薦を得るため、大阪府議選(4月7日投開票)の寝屋川市選挙区で候補擁立を取りやめて公明党候補の支援に回り、貸しを作った。

 自民党はダブル選で「どちらか取れば勝ちも同然」(党幹部)とし、なかでも市長選は勝利に近いとみている。相手の維新代表の松井一郎前府知事を破れば、補選で維新の勢いをそぐことができると期待する。

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