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大阪ダブル選 識者はどう見る「合理的」「党利党略」

知事選候補者の第一声を聴く人々=21日午前、大阪市中央区(恵守乾撮影)
知事選候補者の第一声を聴く人々=21日午前、大阪市中央区(恵守乾撮影)

 中央大の佐々木信夫名誉教授(行政学)の話「大阪府知事・市長のダブル選を統一選に合わせることで選挙のアナウンス効果が高まり、コスト面を考えても合理的だ。選挙という見えるところで大阪都構想の是非を問うのはわかりやすい。全国的に統一選の話題がない中、大阪の選挙が一身に注目を集めることになりそうだ。都構想の是非を問う住民投票に向けては、大阪維新の会と自民党で知事と市長を分け合い、ねじれるような結果では意味がない。大阪府と大阪市の財政規模は似ており、現状では県の中に県があるような状況だが、大阪の中に2人の司令塔はいらない」

 立命館大学法学部の村上弘教授(地方自治)の話 「大阪維新の会の党利党略のための選挙だ。維新の候補が知事と市長の立場を入れ替えて当選したとしても、職務の継続性が失われ、問題が起こるだろう。常識的には考えられない。大阪都構想について他の政党から賛成が得られなかったことで、維新が追い詰められているということだ。都構想は大阪市をなくし、市の業務を府に任せるという、大都市自治を否定するもの。実現すれば、市の政策力や住民サービスは低下する。選挙では都構想の是非が争点となり、各政党が力を入れて支援するため接戦が予想される」

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