PR

ニュース 政治

進次郎氏の国会改革成果乏しく…遠隔投票案も見送り

「働き方改革と人生100年時代の企業経営」セミナーで記念撮影に応じる自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(中央)=18日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
「働き方改革と人生100年時代の企業経営」セミナーで記念撮影に応じる自民党の小泉進次郎厚生労働部会長(中央)=18日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 自民党は、国会に登院できない妊娠・出産前後の女性議員がインターネットで採決に参加する「遠隔投票」について、今国会での導入を見送る方針を固めた。小泉進次郎厚生労働部会長が主導する国会改革の柱に掲げているが、憲法で採決は「出席議員」で行うと定めており、国会外の投票は憲法違反になるとの懸念を踏まえた。小泉氏は平成の元号のうちに国会改革を前進させる目標を掲げたが、これまでの成果は乏しく苦境に立たされている。

 「国会改革を訴えているのも、真の働き方改革はこういったところにも隠れているとの思いを紹介したかったからだ」

 小泉氏は18日、都内で講演し、安倍晋三首相の国会への出席日数が世界の主要国の首脳と比較して多いことを説明し、国会改革の必要性を重ねて訴えた。

 小泉氏が事務局長を務める超党派の議員連盟「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」は、(1)党首討論の定例化・夜間開催の実現(2)衆院のIT化(3)女性議員の妊娠・出産時の代理投票を容認-を3本柱とする提言をまとめている。4月30日までの平成の期間中と期限を切ることで、議論の加速を狙った。

 このうち、IT化は配布資料のペーパーレス化が一部導入される見通しだが、それ以外は停滞気味だ。党首討論は、首相が出席する予算委員会で論戦の時間を確保した方が得策との野党の思惑もあり、昨年6月以降一度も開かれておらず、改革の機運は高まらない。

 小泉氏は国会改革への理解を広げようと、党幹部に依頼し、党内に「衆議院改革実現のためのプロジェクトチーム」を立ち上げた。実現できそうな項目に絞って議論を進めた結果、代理投票に代わる制度として、衆院規則を改正し、インターネット上で本人確認を行い、遠隔投票できる改革案をまとめた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ