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【安倍首相の防大卒業式訓示の全文(下)】「誇りを持って職務を全うできる環境整備に全力を尽くす」

 ソマリア沖アデン湾での海賊対処、荒波にもまれながらの警戒監視、突如現れる国籍不明機へのスクランブル、これまでもこれからも、自衛隊が臨む任務には常に危険が伴う。だからこそ、国民は諸君を頼りにしている。国民の命、平和な暮らしを守る任務は誠に崇高なものであり「事に臨んでは危険を顧みず、もって国民の負託に応える」。全国25万人、全ての自衛隊員が行うこの宣誓の重さを私も常に心に刻んでいる。自ら進んで自衛官としての道を選んだ諸君は、日本国民の誇りだ。

 本日は、昭和51年に卒業されたOBの皆さんもお集まりだ。皆さんがこの小原台で学んでいた頃、裁判所で自衛隊を憲法違反とする判決が出たことを覚えておられる方も多いかもしれない。当時、自衛隊に対する姿勢はいまだ厳しいものがあった。みなさんも心ない批判にさらされたかもしれない。しかし皆さんは歯を食いしばり、昭和から平成へと時代が変わる中、厳しさを増す安全保障環境に立ち向かい、数々の困難な現場にあって、国民の命と平和な暮らしを守り抜いてくれた。(平成7年の)阪神・淡路大震災で懸命な救命救助にあたる自衛隊員の姿は、今も多くの国民のまぶたに焼き付いている。大きな仕事を遂げ、ここ小原台に戻ってこられた皆さんへ心からの感謝と敬意を込めて、会場の皆さんとともに大きな拍手を送りたい。

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