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「青木・竹下王国」崩壊の危機 島根知事選で自民分裂

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 「党が決めた候補だ。大庭を応援してほしい」

 数日後、丸山陣営の県議に青木氏から電話がかかったが、県議は首を縦に振らなかった。「総裁選は国会議員に頼まれたから、負けると分かって石破(茂元幹事長)をやった。総裁選が終わったら『今度は大庭をやれ』とは」との不満も漏れる。

 異変の萌芽(ほうが)は26年にあった。五百川氏ら県議11人が地域活性化に関する勉強会を立ち上げ、事実上の派閥に発展。野党会派と良好な関係も志向し、旧民主党・社民党系の会派(7人)も丸山氏支持を表明した。

 23日、大庭陣営が松江市で開いた事務所開きで、後援会長の細田博之元官房長官に続いて青木氏の長男、青木一彦参院議員がマイクを握り、「(丸山陣営は)野党と手を組んで選挙戦を戦う」と批判した。

 知事選の保守分裂は44年ぶりだが、前回は国会議員同士の版図拡大の競い合いだった。今回は「今後の県政の在り方が根本から問われる戦いだ」(大庭陣営)という。自民系ではほかに、前島根県安来市長の島田二郎氏も出馬する。(田中一世) 

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