PR

ニュース 政治

7日に北方領土返還大会 交渉加速へ首相どう発言

Messenger
北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える(共同通信社機から)
北海道・根室半島の納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土。歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える(共同通信社機から)

 政府は7日、「北方領土返還要求全国大会」を東京都内で開催する。ロシアとの平和条約締結交渉では、北方領土の主権をめぐる歴史認識の隔たりが鮮明になり、安倍晋三首相の国会答弁にも変化がみられる。政府が今後の交渉を見据え、大会でどのようなメッセージを打ち出すかが焦点となる。

 大会は2月7日を「北方領土の日」と閣議了解した昭和56年から毎年開かれ、今年39回目。内閣府などが実行委員会を組織し、領土返還に向けた決意を示す。政府関係者は「交渉が加速する今年は元島民を中心に注目度が高い」と語る。

 ただ平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を基礎とし、首相が「終止符を打つ」覚悟で交渉に臨む中、発言は変わりつつある。

 首相は1月30日から1日の衆参両院本会議で、政府の公式見解である「固有の領土」「ロシアによる不法占拠」との表現を使わず、「北方領土はわが国が主権を有する島々だ」と述べるにとどめた。

 河野太郎外相も、昨年の大会では「北方領土はわが国固有の領土だ」と明言しているが、首相とプーチン露大統領が交渉の加速化で合意した昨年11月以降、慎重な発言を続けている。

 いずれもロシア側を刺激するのを避けるためとみられるが、大会で元島民らを前に後退した態度をみせれば不信を招きかねず、難しい対応を迫られそうだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ