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二階氏、「選挙に強い幹事長」の面目躍如 山梨知事選

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山梨県知事選で自民党が推薦した元衆院議員の長崎幸太郎氏の当選確実との一報を受け、記者団の質問に答える二階俊博幹事長(左)と甘利明選対委員長(右)=27日午後、東京・永田町の自民党本部(長嶋雅子撮影)
山梨県知事選で自民党が推薦した元衆院議員の長崎幸太郎氏の当選確実との一報を受け、記者団の質問に答える二階俊博幹事長(左)と甘利明選対委員長(右)=27日午後、東京・永田町の自民党本部(長嶋雅子撮影)

 与野党対決となった27日投開票の山梨県知事選で、与党系候補が勝利した背景には自民党の二階俊博幹事長の並々ならぬ執念があった。二階氏は妻の死の翌日に山梨入りし、国会議員の現地応援で「出欠確認」を指示するなど、徹底した総力戦を率いた。4月の統一地方選と夏の参院選が重なる「亥年選挙」の初戦を落とせば安倍晋三政権への打撃となるだけに、劣勢をはねのけての勝利は「選挙に強い幹事長」の面目躍如となった。(大島悠亮)

 「幸先の良いスタートを切れた。関係者が派閥を乗り越えて、一丸となってやったことが勝因だ」

 27日夜、二階氏は長崎幸太郎氏の当選確実の報を受けて党本部で記者団にこう語った。

 二階氏率いる二階派(志帥会、44人)の特別会員の長崎氏は、衆院選山梨2区で岸田派(宏池会、48人)の堀内詔子衆院議員と激しく争った因縁があり、長崎氏の知事選出馬をめぐっても党県連内は混乱した。堀内氏を支持する県議は「二階氏がまな弟子の長崎氏を強引にねじ込んできた」と本音を漏らす。

 当初、長崎氏支援に向けた党内の動きは鈍く、昨年11月時点の自民党調査では野党系現職に約10ポイントの差を付けられていた。昨年9月の沖縄県知事選に続き与野党対決型の選挙で敗北すれば二階氏の責任を問われかねない状況だった。

 転機となったのは、昨年12月27日の二階氏の山梨訪問だ。二階氏は前日の26日、妻の怜子さんを亡くした。妻の死去を林幹雄幹事長代理らごく一部の側近にしか明かさないまま、長崎氏や事務所スタッフらを激励した。

 党関係者は「地元では『こんな時でも訪問してくれるのか』と話題になった。動いていなかった地元議員も、動かざるを得なくなった」と振り返る。

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