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日露首脳会談、友好ムードと裏腹に主張なお隔たり

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共同記者発表する安倍首相(左)とロシアのプーチン大統領=22日、モスクワのクレムリン(共同)
共同記者発表する安倍首相(左)とロシアのプーチン大統領=22日、モスクワのクレムリン(共同)

 安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。平和条約締結後に歯舞(はぼまい)群島と色丹(しこたん)島を日本に引き渡すと明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を交渉の基礎とした平和条約締結に向け、2月に予定される日露外相会談などで交渉を前進させることで一致した。ただ、今回の会談では領土問題で具体的な進展が見られず、日露双方の隔たりを埋めるのは容易でないことを改めて見せつけられた。

 首相は会談後の共同記者発表で、平和条約締結交渉について「じっくりと時間をかけ胸襟を開いて話し合った」と述べた。プーチン氏も平和条約について「締結を目指す」と明言した。

 北方四島での共同経済活動や、元島民の空路墓参などの人道措置について具体化を急ぐことで一致。エネルギーや医療など8項目の対露経済協力プランや、防衛当局間の連携強化も確認した。

 会談では開始直後にプーチン氏が首相を自らの執務室に招き入れ約5分間案内した。通訳のみを同席させる1対1の会談は「ごく短時間」の予定から約50分間に延びるなど、友好ムードの中で行われた。

 一方で、会談では領土交渉が前途多難であることもうかがわせた。プーチン氏は共同記者発表で「(領土問題の)解決策を得るためには入念な作業が今後、待ち構えている。解決策は両国の国民に受け入れられ、世論に支持されるものでなければならない」とくぎを刺した。

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