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日露首脳、22日夜会談、領土交渉進展なるか

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モスクワに到着した安倍首相と昭恵夫人=21日(共同) 
モスクワに到着した安倍首相と昭恵夫人=21日(共同) 

 【モスクワ=小川真由美】ロシアを訪問中の安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、プーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談する。平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を交渉の基礎とすることで合意した昨年11月以来、初の本格的な首脳会談となる。日露双方の隔たりを埋め、交渉を前進させられるかが焦点となる。

 首相とプーチン氏の会談は通算25回目。両首脳は昨年12月にアルゼンチンで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて会談したが、日露高官による協議体の新設にとどまった。今回の会談は2時間半を予定。両首脳は会談後、共同記者発表を行い会談結果を公表する。

 会談には今月14日にラブロフ露外相と会談した河野太郎外相も同席する。外相会談では、ラブロフ氏が北方領土の主権の所在を「第二次世界大戦の結果、ロシア領となった」などと主張し、双方の歴史認識の溝の大きさが鮮明になった。

 ただ、日本政府はロシア側の対応について「想定内」(官邸筋)と冷静に受け止めている。首相はプーチン氏との信頼関係をてこに日露両国民が受け入れ可能な一致点を見いだし、6月に大阪で開かれるG20サミットでの大枠合意に向けて弾みをつけたい考え。

 会談では、日露双方の法的立場を害さない形での北方四島での共同経済活動や、元島民の空路墓参など人道措置について具体化を急ぐことで一致する。エネルギーや医療など8項目の対露経済協力プランや防衛当局間の連携強化も確認する。

 また、2月下旬に開催される米朝首脳再会談を踏まえ、北朝鮮政策についても意見を交わす。首相からは拉致問題への理解と協力を改めて求めるもようだ。

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