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山形・戸沢村の治水対策まとまらず 「輪中案」に反対強まる

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角間沢川の治水対策を話し合う住民説明会で示された「輪中」案には、賛成、反対ともに関心が高まった=20日、山形県戸沢村(柏崎幸三撮影)
角間沢川の治水対策を話し合う住民説明会で示された「輪中」案には、賛成、反対ともに関心が高まった=20日、山形県戸沢村(柏崎幸三撮影)

 昨年8月上旬の大雨で最上川の支流、角間沢川が氾濫し地域一帯が床上・床下浸水となった山形県戸沢村蔵岡地区で、国、県、村の住民説明会が20日、蔵岡地区公民館で開かれ、国などが示す治水案に反対意見が相次いだ。

 説明会の冒頭、昨年10月の住民説明会で国などが示した、集落の裏手を堤防で取り囲む輪中案や放水路・樋管改修案、トンネル案など5つの対策が提案された。輪中案は、現在の集落のみを囲む輪中堤を配置し、事業費が6億2千万円で工期は約3年。また集落裏手の農道に沿って輪中堤を配置し、一部の農地を含めて囲む案で、事業費は約7億円で工期も約3年。一方、放水路・樋管改修案は、集落を迂回して裏手の山際に沿って放水路を整備する案で、事業費約29億円で工期は約5年。トンネル案は、角間沢川上流から直接、最上川に放流するトンネルを整備する案で、事業費は約20億円で、工期は約6年。河川拡幅・樋管改修案は事業費約23億円で、工期は約4年とした。

 いずれの案も工期は3年以上で、事業費は最低でも6億円以上かかる計画で、説明に当たった国や県は「住民の生命、財産を守るための対策」として、中でも輪中案が工期、費用ともに「最善の策」として住民に理解を求めた。

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