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日露外相、会談後発言要旨 河野氏「領土を含め考え方を伝えた」ラブロフ氏「北方領土の呼称受け入れがたい」

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日ロ平和条約締結交渉で新たな枠組みに位置付けられた初めての協議で、ロシアのラブロフ外相(右)に案内される河野外相=14日、モスクワ(ロイター)
日ロ平和条約締結交渉で新たな枠組みに位置付けられた初めての協議で、ロシアのラブロフ外相(右)に案内される河野外相=14日、モスクワ(ロイター)

 日露外相会談後、記者団の取材に応じた河野太郎外相と、記者会見したロシアのラブロフ外相の発言要旨は次の通り。

 ■河野氏

 平和条約問題について、時間をかけて議論し、安倍晋三首相の訪露に向け準備を行った。長年、未解決の困難な問題だが、自らの手で終止符を打つという両首脳の決意を踏まえた真剣な議論となった。

 森健良外務審議官とモルグロフ外務次官に頻繁に協議を行わせ、交渉責任者の外相同士で節目節目で議論の進捗(しんちょく)を確認することで一致した。15日に森、モルグロフ両氏が協議を行う。

 交渉では、領土問題を含め日本側の考え方を明確に伝えた。ロシア側もロシア側の考え方を具体的に伝えてきた。真剣かつ率直なやりとりだった。今日の議論についてはそれぞれが首脳に報告する。

 経済は、先月の貿易経済に関する日露政府間委員会でのやりとりを踏まえ、8項目の協力プランを含む経済分野での協力が着実に進展していることを確認し、さらなる貿易投資拡大に向けた方策を議論した。

 意見、主張の違いは当然あるが、双方が折り合える一致点を交渉の中で見つけていきたい。首脳の合意を受けてしっかりと前へ進めていこうという手応えを感じたと言ってもいいかもしれない。(モスクワ 力武崇樹)

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