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韓国前最高裁長官を取り調べ、徴用工判決介入疑惑「法と良心に反することはしていない」

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検察へ出頭前に記者会見する梁承泰・前最高裁長官=11日、ソウル(共同)
検察へ出頭前に記者会見する梁承泰・前最高裁長官=11日、ソウル(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国のいわゆる徴用工訴訟をめぐって日本企業に賠償を命じる確定判決を朴槿恵(パククネ)前政権の意向で故意に先送りした疑惑で、検察は11日、梁承泰(ヤンスンテ)前最高裁長官を出頭させ、職権乱用などの疑いで取り調べを始めた。最高裁長官経験者が容疑者として聴取されるのは初めて。

 文在寅(ムンジェイン)大統領は10日の年頭記者会見で、昨年10月の確定判決後も政府としての対応策を示していないことについて捜査の推移を見て判断すると述べており、捜査の行方は日韓関係にも影響を与える可能性がある。

 梁氏は出頭前、記者団に「国民にご心配をかけ、申し訳ない。私の不徳の致すところで、全ての責任は私が負うのが当然だ」と述べた。一方で「判事らは少なくとも法と良心に反することはしていないと信じている」と強調した。

 日韓関係の悪化を懸念する朴前政権の意をくみ、梁氏は「判決が確定すれば、日本が国際司法裁判所に提訴するなど反発するだろう」と判決を見直すよう担当裁判部に求めたと関係者が供述したとも報じられている。

 検察は既に最高裁の所属機関「法院行政所」前次長、林鍾憲(イムジョンホン)被告を逮捕・起訴。梁氏が林被告の上司だった元最高裁判事2人に指示し、2人が林被告に指示したとの構図を描いている。だが、元判事2人に対する逮捕状は、裁判所が「共謀関係成立に疑問の余地がある」などとして棄却しており、検察の強引な捜査を疑問視する声も強い。

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