PR

ニュース 政治

2野党支持の連合、「政治決戦の年」に尽きぬ不安

Messenger
連合の新年交歓会で鏡開きを終えた、(左から)国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の枝野幸男代表=7日午後、東京都荒川区(宮崎瑞穂撮影)
連合の新年交歓会で鏡開きを終えた、(左から)国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の枝野幸男代表=7日午後、東京都荒川区(宮崎瑞穂撮影)

 連合は7日、恒例の新年交歓会を東京都内のホテルで開き、夏の参院選での組織内候補の必勝に向け結束を確認した。参院選は、旧民進党の分裂に伴って2つの党を支持政党に位置づけて臨む異例の戦いとなり、不安材料は尽きない。

 「参院選比例代表に10人の仲間が手を挙げている。何としてもこの仲間を国会に送り届けたい!」

 連合の神津里季生(こうづ・りきお)会長は新年交歓会でこう力を込めた。参院選に向けて政策協定を結んだ立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表も参加し、壇上で神津氏とともに鏡開きをして躍進を誓い合った。

 旧民進党分裂の余波で、連合傘下産別は「股裂き」で参院選に臨むことになった。旧総評系の自治労などは立憲民主党から、旧同盟系のUAゼンセンなどは国民民主党から組織内候補をそれぞれ擁立する。

 悩みの種は、1%前後の低空飛行が続く国民民主党の支持率だ。同党から比例で出馬する組織内候補は計5人だが、全員当選のためには5%程度の支持率が必要とされる。機械、金属などの産別「JAM」の安河内賢弘会長は7日の都内での会合で「この支持率では(当選は)1人か2人だ」と危機感をあらわにした。

 そこで連合関係者の間で取り沙汰されているのは、比例代表で両党の候補者名簿を一本化する構想だ。神津氏は7日の年頭記者会見で「立憲民主党と国民民主党の支持率に大きな差がある。統一名簿を目指すべきだ」と重ねて訴えた。

 もっとも、立憲民主党は統一名簿を「票が減る」(枝野氏)として拒絶しており、実現の見通しは立たない。中小規模の野党の乱立が常態化する中、連合にとっての「政治決戦の年」(神津氏)を乗り切る策は見いだせていない。(広池慶一、千田恒弥)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ