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勝敗分ける参院選1人区 「亥年」は自民苦戦の過去

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 参院選は1人区の与野党の勝敗が全体の結果を大きく左右する。安倍晋三首相にとって、第1次政権下での平成19年参院選の大敗は苦い教訓だ。自民は年金記録問題や閣僚不祥事により、当時29あった1人区で6勝23敗と惨敗。全体の議席も37と改選前の64を大きく割り込み、後の下野につながる政局流動化のターニングポイントになった。

 自民は民主党政権下の22年参院選で21勝8敗と持ち直した。第2次安倍政権が発足した後の25年参院選は29勝2敗と大勝し、全体でも現行制度下で最多の65議席を獲得。衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」が解消され、今に至る安定政権の基礎となった。今夏に改選を迎えるのは、この選挙で当選した議員らだ。

 28年参院選では野党側が反攻に転じた。民進(当時)や共産など野党4党が32ある1人区全てで候補者を一本化して11勝し、野党共闘が一定の力を示した。今夏の参院選に向けても各地で野党候補者の一本化に向けた協議が始まっている。

 今年のように統一地方選と参院選が重なる12年に一度の「亥年選挙」では、統一選を戦ったことによる地方議員や支持組織の「選挙疲れ」により、自民が参院選で苦戦する傾向がある。19年参院選は歴史的大敗となり、7年参院選も議席は46で、勝敗ラインとしていた50議席台半ばに届かなかった。(千葉倫之)

>>亥年は選挙イヤー 与党は参院激戦区へ人員集中 野党は共闘再現狙う

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