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【劇場型半島】文在寅氏が多用する四字成語、相手と都合で変わるその意味は

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金正恩夫妻が贈った豊山犬やその犬が産んだ子犬と写真に収まる文在寅大統領夫妻=2018年11月25日(大統領府提供・共同)子犬や母犬と写真に納まる韓国の文在寅大統領と金正淑夫人=25日、ソウル(大統領府提供・共同)
金正恩夫妻が贈った豊山犬やその犬が産んだ子犬と写真に収まる文在寅大統領夫妻=2018年11月25日(大統領府提供・共同)子犬や母犬と写真に納まる韓国の文在寅大統領と金正淑夫人=25日、ソウル(大統領府提供・共同)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が外交上、困った場面でよく口にする四字成語がある。「相手の身になって考える」ことを意味する「易地思之」だ。韓国の他の政治家も好んで使ってきたが、文氏は仲介役を買って出た米朝首脳会談が暗礁に乗り上げた局面などでこの言葉で取りなしてきた。いわゆる徴用工訴訟の最高裁判決で関係が悪化した日本に対しても「相手の身に…」とメッセージを送ったが、その意味するところは相手と状況次第で都合良く変わるようだ。(ソウル 桜井紀雄)

■日本には歴史突き付け

 「韓日両国が『易地思之』の姿勢で正義と原則を正しく立てれば、胸襟を開く真の友人になれる」

 文氏は2018年11月18日にソウルで開かれた日韓・韓日協力委員会の合同総会に寄せた祝辞でこう強調した。韓国最高裁が徴用工訴訟で10月30日、日本企業に賠償を命じる確定判決を出し、日本政府が「日韓関係の法的基盤を揺るがすものだ」と強い反発を示していた時期だ。

 「植民地時代は韓日双方にとって痛ましい過去だ。しかし、だからといって真実から目を背けることはできない」と前置きしている。このことからみても「相手の立場で考える」は、日韓請求権協定という国家間の約束をないがしろにされた“日本の身”になって考えるのではなく、「痛ましい時代に起きたことなのだから事実に即した判決を受け入れろ」と一方的に日本側に譲歩を求めるメッセージと読み取れる。

 韓国紙、ハンギョレは「文大統領の言及は最高裁判決後に韓日関係が閉塞(へいそく)した中で出たもので、過去の歴史を直視して認めなければならないという点を日本政府に促したもの」と分析している。

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