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【2018政治記者座談会】(上)自民党総裁選 地味な「消化試合」の裏で権力闘争 

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自民党総裁選で連続3選を果たした安倍晋三首相(春名中撮影)
自民党総裁選で連続3選を果たした安倍晋三首相(春名中撮影)

 平成30年が暮れようとしている。今年の政治を振り返ると、9月の自民党総裁選やトランプ米大統領を軸にした国際情勢の激変、野党でも国民民主党の結党などさまざまな出来事があった。毎年恒例となった政治部記者座談会で裏話を語り尽くし、来たる31年の行方を占う。

岸田氏の決断

 まずは、6年ぶりに投票が行われた自民党総裁選について。岸田文雄政調会長(61)や野田聖子衆院予算委員長(58)の出馬の有無が関心を集めたが、結果は安倍晋三首相(64)と石破茂元幹事長(61)の一騎打ちとなり、首相が有効投票の約7割を得て連続3選を決めた。

 若手A「政治部に来て初めての総裁選でしたが、複数候補が権力を争うイメージを持っていただけに、なんとも肩すかしでした。党内7派中5派が早々と首相の支持を表明し、与党幹部は消化試合と評していました。『ポスト安倍』が誰か見えぬまま終わったのは寂しい」

 ベテランB「岸田氏は総裁選への態度表明が7月下旬までずれ込みました。優柔不断さをみると『宰相の器』というより『最小の器』という称号がふさわしい。大局を踏まえ、今回は首相への支持をいち早く表明し、岸田派(宏池会)の仲間のポストを獲るべきだったのではないか。右顧左眄(うこさべん)した結果、派内の主戦論と慎重派双方との関係にヒビが入ったようにみえました」

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