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【政治回顧】(下)離散する野党

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 問題は、立憲民主、国民民主両党ともに、現時点では「反自民の受け皿」になり得ていないことだ。国民民主党は結党以来、支持率1%程度の低空飛行が続く。野党の中では堅調な支持率を保ってきた立憲民主党も、最近は頭打ち感が否めない。旧民進党の分裂によって、自民党に対する野党の「1強多弱」の状況は確実に加速した。

 森友・加計学園問題の追及のように、国会論戦にも手詰まり感が漂う。連合幹部は「安倍政権の強固な支持層は1割。加えて『経済が好調だから…』という消極的支持層が2割いる。だから内閣支持率は3割を下回らない」とみる。2割の消極的政権支持層を取り込んで内閣支持率を危険水域へと追い込む武器は、決して「モリカケ」ではないはずだ。

 ふだんは理念や方向性の違いを強調しながらも、ときには国会対策だけでなく選挙でも協力し合う姿は打算の産物なのか。それとも1強多弱の政治情勢を生き抜くためのやむをえない戦略なのか。いまの野党のあり方は、参院選や次期衆院選で有権者の審判を受けることになる。(松本学)

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