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【政治回顧】(下)離散する野党

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 玉木氏は10月29日の衆院本会議で自衛権の範囲を憲法に明記する「平和的改憲」を唱え「比較して議論すれば自民党の『憲法改悪案』の問題点が浮き彫りになる」と安倍晋三首相に迫った。安倍政権下での憲法改正論議を拒む主要野党の中では極めて異色の提案だった。

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 立憲民主、国民民主両党は、互いのカラーの違いを黙認し合い「民主党政権崩壊以降のバラバラ感、ガタガタ感」(連合の神(こう)津(づ)里季生(りきお)会長)を露見させないよう腐心し始めた。

 国民民主党は先の臨時国会で、改正出入国管理法の「対案」をまとめたが、衆院での審議中は提出を見送り、立憲民主党などと足並みをそろえて山下貴司法相への不信任決議案を提出した。野党の結束を優先させ、立憲民主党の顔を立てたわけだ。

 参院審議入りを機に国民民主党が対案を出すと、今度は立憲民主党が気遣いを見せた。同党は、末松信介参院議院運営委員長(自民党)の解任決議案提出を野党各会派に呼びかけたが、国民民主党が二の足を踏んだとたん、あっさりと引っ込めた。立憲民主党の福山哲郎幹事長は提出見送りの理由を「野党の国会での協力が重要だ」と説明した。

 来年夏の参院選でも改選1人区で候補者を一本化する方針を確認している。

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